土谷酪農塾は、ベテランから若手への土谷スピリッツ継承の場。代表取締役会長・土谷令次自ら教壇に立ち、若手社員へ仕事のおもしろさ・難しさを伝えます。
平成30年度 | |
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第7期 | |
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第3期 | |
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第4回酪農塾レポート
今回の酪農塾では、生産管理課 高崎主任の講義を受け、主に「材料」について学びました。
まず、普段使っている材料の造り方を学びました。造り方には2種類あり、電炉と高炉に分かれて、普段使っているのは高炉で造られたものです。電炉とは電気の熱を利用して鋼を造りますが、鉄スクラップと電極との間にアーク熱で鉄スクラップを溶かして形成されます。これは比較的小ロット多品種の生産に適しています。
次に高炉ですが、鉄鉱石が投入されることによりできています。鉄鉱石は酸素が鉄イオンと結びつき、酸化鉄となり、堆積して鉱床を形成します。その後、造山運動により鉱床は隆起して地上に押し上げられ、鉄鉱石鉱山が形成されました。
普段使っている材料の種類ですが、SUS304と430があります。304はクロムとニッケルを成分に含むオーステナイト系です。430はクロムの組成比から18Crステンレスとも言われています。磁性があり、フェライト系です。
これらのことを教わる前は、磁性が有無の違いだと認識していました。
また材料の種類にSPCCなどスペルを表記しているところがあります。一字違うだけで全く違う材料になることもわかりました。
普段何気なく使っている材料ですが、その中身まで理解していませんでした。これからはしっかりと学んでいきたいと思います。
製造三課 今野生輝
簗田代理(製造三課)から一言
毎日頑張っていますね。図面で指定されている材料と見比べてみることも勉強になりますよ。ぜひやってみてください!
第3回酪農塾レポート
今回の酪農塾は、日頃からお世話になっている「町村農場」さんの施設とバルククーラー等の見学させていただきました。
施設の見学では、設置された連動スタンチョンを実際にみることができ、製品がどのように稼働するのか等、仕組みについて理解することができました。
次いでガスプラントの説明を受けました。発生したガスを使い、発電した電力を施設で活用しているとのことでした。また、搾乳室とバルククーラーが設置されている施設では、日下代理からバルククーラーの仕組みと役割について説明を受けました。搾乳した生乳を保存するために、当社のバルククーラーが酪農家の方々にとって大変重要な働きをしていることを知り、感銘を受けました。
今回、町村農場さんを見学させていただいて、当社で自分たちが製作している製品の役割を深く理解できました。これからもより一層品質の安定した製品を提供できるように努力を重ねていきたいと思います。
製造三課 川畑慎平
山本副部長から一言
川畑くんのつくった製品が如何に大事か感じたと思います。良い品質でお客さまの要望に応える「モノづくりを!」。標準や効率など考えることが一ぱいありますね。見学を活かしてくれることを期待しています。
平成30年7月酪農塾レポート(H30.7)
平成17年から始まった「つちや酪農塾」は今年度で13年目を数えるに至りました。
開塾当初は土谷令次会長が塾長に就かれ、直接指導されました。
ここ数年は塾生の自主運営となり、前任のリーダーが次期のリーダーを指名し、指名されたリーダーがサブ・リーダーを若干名選出し、塾(塾生15名)の運営に当たります。年間プログラムを作成し、年度末には社長および管理職を招き、「成果発表会」を開催し、一年の成果を披露します。
「つちや酪農塾」では、必ず毎月レポートの提出を義務付けています。これは研修内容の振り返り、そして今後昇格するにあたって、報告書作成(文章力)の基礎的な力を養うためです。
ここで7月分のレポートを紹介します。
今回の酪農塾は、山本副部長に「2S」と「予定・実績の進捗率」について、レクチャーしていただきました。
「2S」については、安全衛生委員会での講義内容を再度説明していただきました。自分の職場に持ち帰ってみると、必要か必要でないか?判別付かないものが多く存在します。上司とよく相談し吟味しながら、少しでも要らないものを減らして、無駄のない職場にしていきたいです。
次に「予定と実績の進捗率」ですが、自分はバルク・クーラーの予定進捗を担当しています。しかし、恥ずかしながら効率の算出方法を今回勉強させていただきました。
今回からの酪農塾は、技術主任に必要なことを多く学び、活用できるように意識しながら一年間研さんを重ねていきたいと思います。
酪農塾リーダー 製造三課 技術主任 佐用巧樹
社長からの一言
良い気づきがあったようで、わたしも嬉しいです。技術主任としての成長をとても楽しみにしています。
第2回酪農塾レポート(H28.7.22.)
今年度第2回目の酪農塾は、社長が講師でした。今回のテーマは「会社の夢と社長の夢」でした。講義の最初に、会社の経営計画書の説明を受けました。社長は「きのとや」という会社のそれを見て、とても良いと感じて、それを参考にして作られたそうです。良いところは真似でもいいから、どんどん取り入れるという考え方は私も持ちたいなと思いました。
計画書の内容としては、社訓や三安実行、作業十訓等、よく周りで聞くものもありましたが、「人がすべて・人にしか出来ないこと」という項目はなるほどなと納得できるものでした。機械では出来ないことはどんな時代になってもあって、人間にしか出来ないことを大事にしていこうと思いました。
人間らしい部分という点では、「思いやりの心」を持ち、強い意志と両立していくことを目指していくことも共感できました。京セラ元社長の言葉の中に「優しくなければ生きる資格がない」という言葉があって、非常にインパクトがありました。自分に不足していると感じたことは、創意工夫の精神だと思います。今年2年目を迎えて意識的にそういった部分を高めていこうと思っていますが、まだまだ改善点を探す眼というものを養っていかなくてはと感じています。
しかし「正解は誰も知らない」という言葉のとおり、自分の導き出した答えに自信を持つことは、私も取り入れていきたいと思います。最後の項目は、社会の流れの中で、顧客のニーズはどんどん変化していくというもので、いつまでも同じモノを作っていても続かないので、ここでも創意工夫の精神が必要になってくると思いました。
ここまでは会社の理念や夢を教えて頂きましたが、次に社長の夢を聞くことができました。社長の夢は二つあり、一つは「2020年以降に工場を建て替えていく」、もう一つは「創業100周年までに売上を倍増させる」というものでした。2020年まではあと4年ですが、そのころまでに自分も経験を積んで一回り成長したいです。
最後に社長の歩んできた人生、そして質問を受け付ける時間がありました。社長が入社した頃は、製造部に多くの社員が在籍し、現在とは違い1ロット3000~5000台のストーブを生産していて、そのころに導入したロボットライン(プレス)にまつわる話を聞くことができました。
また、導入したい設備は?との質問には、レーザー加工機と答えてくださいました。これにはたぶん小ロットに対応できる設備だと感じました。今の時代に即した生産方式やモノづくりがあると思いますが、いつまでも一つの製品、一つの形に拘らずに柔軟な考えを持ち、会社を生まれ変わらせる、その過程の中で自分も入れたらと今日の酪農塾の全体を通して強く感じました。
ストーブ課組立G 伊藤裕輝
第1回酪農塾レポート(H28.6.24.)
今年度第1回目の酪農塾は、年間スケジュールの内容、そして今年は新入社員5名が新しい塾生として酪農塾のメンバーに加わりましたので、自己紹介と各々の目標管理シートを発表しました。
今年度から私が酪農塾のリーダーとして、塾生をまとめていくことになりました。酪農塾での私の思いとして、塾生同士のコミュニケーションを密なものにし、普段の業務でも助け合える関係を築いていきたいと思います。そのためにも酪農塾で学んだことをしっかりと生かして行きたいと考えています。
次に私の目標管理シートですが、私の年間目標は「TWO作業場の2Sと改善の徹底」です。なぜこの目標を掲げたかというと、昨年度の目標が連スタ、TWO作業場の2Sでしたが、いろんなところに手を出してしまい、その結果中途半端に終わってしまい、成果をあげることができませんでした。
その反省を踏まえて、今年度は的を絞り「TWO作業」を一年間かけて、2Sと改善に取り組むことにしました。しかし、6月中旬から課内の配置換えにより、当社の主力製品である「バルク・クーラー」の製作担当になったので、再度目標を検討し直すことにしました。
最後に今年度は5名の塾生が新たにメンバーとなり、
総勢15名で酪農塾を運営していきます。新入社員がメンバーに加わることは凄く刺激を受けます。私も酪農塾では年長となりました。気を引き締めて頑張っていきます。よろしくお願いいたします。
リーダー(酪農G) 須藤 翔
平成27年度 酪農塾12月
今回の酪農塾では、松浦副部長が講師でした。
まず最初に伝言ゲームをしました。3回行いましたが、全て違う伝え方をしました。1回目は無言で背中に言葉を書く。2回目は喋ることで次の人に伝える。3回目は絵を書いて伝えるやり方をしました。
結果的にどのやり方でも正確に最初から最後まで同じ言葉を伝えていくことはできませんでした。それぞれ違う言葉がお題でしたが、2回目は似たような言葉が並んでいる文章だったので、間違いにないように伝えることが難しく感じました。
このゲームを通じて、やはり「報連相」のように伝えることの重要さ、そして正確なものを伝える難しさを改めて感じました。
次に会社の基本的な知識の確認、今の自分の分析をしました。会社名はもちろんわかりましたが、忘れていることもあったので、まだまだだなあと思いました。直属の上司の役職名や名前はわかっていたものの、同じ組立Gの社員名やパートの人の名前で少しうる覚えなところがありました。フルネームになると普段呼ばないで下の名前はあまりわからないかなと思っていましたが、思っていたよりも思い出せたのは良かったです。ただ同じGの人の名前ぐらいはしっかり覚えないと失礼にあたると思うので、聞かれても困らないようにできればと思います。
今の自分の分析の中では、まず自分のアピールポイント3つとウィークポイント・課題3つを挙げました。振り返ってみて、どこがアポールポイントなのかを見つけることに苦労しました。まだまだ課題はたくさんあると思いますが、アピールできるところはあまり考えたことがなかったので、あまり自信を持つことができなかったのかなと思います。
最後に一年後、三年後にどんな風になっていたいかを考えました。一年後は今よりもストーブの知識を深めて、ライン上での体験を自分の糧にしていきたいと思います。三年後は主任がいない時でもちゃんと行動できるように、また後輩も出来るので、わからないことを聞かれても正確な物事を教えれるようになっていたらと思います。
そのためにも一つ一つ起こる不良を頭の中に記憶して、また同じことが起きても困らないようになりたいです。
今回は全体を通して、普段仕事をしていて、なかなか考える機会の少ないことを考えることができました。来年度には新入社員が入ってくるので、また自分の立場も少し変わってくると思います。いつまでも一年目の気分ではなく、しっかりと見られている自覚をもって過ごしていこうと思いました。
ストーブ課組立G 伊藤 裕輝
【7期】第2回つちや酪農塾 7月例会実施
今回の講師は十勝テクニカルセンターから住吉所長が講師として来ていただきました。
住吉所長の自己紹介から始まり、以前話題になった口蹄疫、狂牛病についてと、顧客満足について、塾生からの質問事項についての回答。最後に質疑応答の流れで進行しました。
口蹄疫についてですが、ほとんど何もわかってなかったことがわかりました。一番驚いたのが、人にも感染するというところです。風邪程度ということでしたが、農林水産省では、風評被害を恐れて、感染しないと言っていたということもわかりました。空気感染、呼吸器粘膜からウイルスが侵入。餌等に付着し、経口感染。傷口から接触感染を起す等いくつも感染手段があり、我々が牧場に出入りするときは必ず、消毒してから入りますが、100%防げるわけではない。最近の農協等でも、何時に誰が来て、何時に帰った等の記録をしているというのも初めて聞きました。これも何かあった時に原因追究に必要になります。100%ではないにしろ、酪農家に出入りしないなんてことは無理なので、できる限りの対策はするという意識が必要と改めて感じました。
狂牛病についても、全然わかっていなかったです。発病すると2週間から6ヵ月の間に死に至るということも知りました。これらを完璧に予防するというのは不可能だと思うので、感染したらどういう処置をしなければならないか考えなければいけないことだと思います。
顧客満足については、非常に勉強になりました。先月の社長の講義でも言われたようお客様がいなければ成り立たない。そのお客様にとっては一人ひとりの社員が会社と考える。その一人の態度、印象によってどういう会社なんだと判断されるということは自分がお客様の立場で考えると、そう思うはずですが、そう意識している人は若い社員では私も含めですが何人いるんだろうと考えます。
お客様が社員や会社に求めるものということで、満足して再度利用してくれるか、良い評判を広げてくれるか。修理等のスキルがなくても熱意のある行動、信頼される行動でカバーできることだと思いますが、やはり信頼してもらうことが一番大事。良い時はいいですが、1回の苦情、クレームで信頼をなくすと、それを取り戻すのは非常に大変だといつも聞きます。その悪い評判が広まるとさらに大変です。日頃から信頼を保つ為にどうすれば良いかを考えて行動しなければいけないと思います。
回収についても話を聞きました。「販売は100か0であるが、回収は100かマイナスである」回収が難しいということがわかりました。」昔は林主管と夜張り込んで回収したなどの取り立てのような話や、なかなか払ってくれないので、理由を突き詰めていくと、お金が入ってこない等の理由だったなど、その他にもなんらかの理由を付けてなかなか払わないという人もいます。そういう人を見極めて営業をしなければいけないというのも、なかなか難しいと感じました。
お客様が満足するサービスということで、曖昧な態度、不安を与える行動をとれば、信頼できない会社と決めつけるという話しを聞き、少し違うかもしれませんが、会社に訪問に来たお客様が、工場を通った時に暗い感じだと、暗い会社だなと全体的に捉えるのものだと思います。自分にも言えることですが、常に元気に明るくいたいと思います。
塾生からの要望にも応えていただき、工場の人たちにとっては営業所の業務内容、営業とは、サービスについていろいろ知ってもらえたと思います。
技術営業部はお客様と接する機会は非常に多いので、押していただいたことを活かしていきたいと思います。
開発グループ 小松 洋輔
【7期】第1回つちや酪農塾 6月例会実施
今年度の酪農塾が2ヵ月遅れとなっていますが、スタートしました。
第一回目の講師は社長です。
今回は今期初の酪農塾で新入生もいるので、自己紹介から入りました。ただの自己紹介ではありますが、人前で考えて話すという訓練にもなるとのことで、みな今後の自分の想いをそれぞれ一言発表しました。
会社の根本的な基礎について教えていただきました。【社訓】【三安実行】【SQDC】【PDCA】主にこの4項目についてでした。
社訓で社長が好きなのは、3番目の「~自己の繁栄と会社の発展のために尽くす」という所だとおっしゃっていました。会社の前に自己が来るというところが土谷製作所らしい。今まではそんなこと考えてもいなかったですが、まずは自分、自分を磨けば会社も必然的によくなる。いろいろな意味が含まれているのだと思いました。
三安実行とは、安全、安心、安価。これが必要な理由として、安全な職場で働くにはお客さんから仕事をもらうこと。どうすればお客さんから仕事をもらえるかと言うと、安価であることもそうですが、お客さんに信頼されること。今はサイクルポートで社長と仕事をする機会があり、よく信頼と言うことばを聞きます。信頼がなければ、絶対仕事はいただけないというのを、本当に感じています。
SQDCとは信頼される為の優先順位。例えば品質が悪ければラインを止めろ。よく止めているのを見ますが、納期が迫ってるからという理由で、品質が悪いものを流してしまえば、納期遅れになるより信頼をなくすことだと思います。この順番は何があって守ります。
PDCAとはSQDCの実現の手段。今は現状把握をしてから、ということでCAPDとなっていることもありますが、まず現状把握をするためには、目的・目標を持って仕事をする。改善をするという目的がないと、どこの効率が悪いか、どうすれば良くなるかなどは考えないので、常に頭を使って、考えて仕事する。今回改めて、目的・目標をもって仕事をするということを実感しました。PDCAを回せばどんどん良くなりますが、維持できないというのが、現実です。維持するためには標準化と人材育成が必ず必要となります。今は人材育成を行う立場でもありますが、まだ逆に教えられることもたくさんあります。一緒に成長していけたらと思っています。
最後に、社長より求める行動を4つ上げられました。私はその中でも、愚直に続ける姿勢と、日常を壊す勇気と行動に引かれます。それは自分ができていない、ことであって、そういう風になりたいということでもあります。
開発グループ 小松 洋輔
【6期】第1回つちや酪農塾 4月例会実施
今年度の酪農塾が始まりました。プレス課の高崎さんが今回卒業しました。新メンバーで道音くん、竹田くん、村木さんの3名が加わりました。
今年度もリーダーとして運営していくことになりましたが、前年度の反省点の一つとして、レポートの提出遅れがあったので、今年度は常に塾生に言い続け、年度末にはビッと提出できるように変えて行きたいです。
今回の酪農塾は会長による講義です。はじめに新メンバーもいると言う事で、PDCA計画・実行・チェック・アクション(改善)とABC(当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんとやる)の説明を聞いて、改めて実行して行こうと思いました。
会長から(80、68、50、10、2.6、1.28、1.24)億、これの意味は?という質問に対して、誰一人答えることができませんでした。80・15年後の世界人口、68・現在の世界人口、50・68億の中で食料が足りていない人数、10・68億の中で餓死した人数、2.6・アメリカの人口、1.28・日本の人口、1.24・15年後の日本の人口だそうです。
これを聞き、思ったことは世界の人口は増えるが、日本の人口は減るということです。
さらに聞くと15年後は食料も少なくなる。北海道の自給率は200%ということなのでまだ少しは安心できます。
会長からいただいた資料「崖っぷちの日本」を読みました。これには教育すべきは大人たちとあります。この問題は子供の学ぶ意欲が低下している。子供たちの多くが夢を持つことなく、努力しようとする意欲がなければ未来はないとされています。
本来家庭などで教育される、他人の思いやりなどの常識なことまで、学校へ要望し、求める親が増えていると言います。自分は勉強のことは置いておいて、礼儀などある程度は常識あるんじゃないかと思います。それは学校では教えてもらった覚えはありません。今の大人は、礼儀や思いやりがない、無責任に大人が増えています。そんな大人が子供を育てると、似た大人になると思います。これに書かれているように、まずは大人の教育を行い大人が変われば、日本も変わって行くんだろうと思います。
当社で行なっている「酪農塾」・「勉強会」などは大人の教育になります。とても大切なことだと改めて認識しました。
今年一年の目標として、まず酪農塾のレポート提出の期日を守らせること。次にもっっと自分を出す。前年度の目標に引き続き、試験室部品置き場の整理。の三点が目標です。自分を出すというのは、性格的に受身で構えてしまう所があります。これは業務上でもマイナスだと思います。サイクルポートの仕事では、外部とのやり取りが多いのでこれを機会に自分を変えて行きたいです。試験室部品置き場の整理は、前年度思うように進まなかったので、今回は整理、そして管理方法まで決めたいです。
次回の酪農塾は大樹営業所の佐藤所長です。前回はインチなど単位の講義で、自分は大変勉強になりましたが、今回は塾生の意見も反映した内容でと考えています。
技術開発課 小松 洋輔
【5期】第11回つちや酪農塾 3月例会実施
今回の講師は社長です。
内容は自己保持回路の電気図面と実技、3課題用意されており、2グループに分かれて作業をする事になりました。
- :単純にスイッチを押すとランプがつくもの。
- :自己保持してランプがつくもの。
- :自己保持した物に解除スイッチを組み込んだもの。
1はすぐに出来ましたが、2からはまったくだめでした。
今まで練習して来たものが、200V用の端子つきの物でやってきていたのですが、今回は乳端の物を使用。配線も固定できなかったのでネジって接続1度偶然にも自己保持まで出来たのですが、ばらばらになりわけが分からなくなり時間オーバー。
すべては完全に理解していなかったせいであります。
つちや検定の課題になっており何度か練習はしていましたが、環境と物が違うと混乱してしまいまったく出来ませんでした。
回路を覚えきれてなかったのと物の構造を理解していなかったのでその影響が大きかったようです。
これを踏まえてもう一度復習して検定に備えたいと思います。
とかちテクニカルセンター 木下 泰徳
【5期】第10回つちや酪農塾 2月例会実施
今回の酪農塾は山本副部長が講師でした。
講義内容は、まず夢について話し合いました。自分は「夢があるか」
という質問に対して「ない」と答えました。非現実的な夢はたくさんありますが、現実的な夢はあまり考えたことがなかったです。現実的な夢があると、仕事でのモチベーションも上がるということを教えていただきました。夢を持つというのは、プライベート、仕事とどちらでも良いということでしたので、これから考えていきたいと思いました。
次に仕事量と給料のバランスについて話し合いました。今のもらっている給料に対して、その分の仕事ができているかという質問でした。自分はまだ給料分の仕事をしていないと答えました。それは、自分の課の仕事がまだ全て覚えられていないということです。また、タレパン、ブレーキでの仕事が一ヶ月びっしりあるときもありますが、月の三分の二ぐらいしかないときがあるからです。残りの三分の一は他の課へ手伝いに行くことが多いので、自分の課の仕事でこなす事ができるようになれば、少しは給料分の仕事量に近づくと思います。
生産技術課 清水 光
【5期】第9回つちや酪農塾 1月例会実施
今回の酪農塾は、小国主管の講師で行われ、内容は自社のバルク・クーラーに関することでした。
自分は部品の作成、材料の購入などには関わっていましたが、実際の組立てには、関わったことが無かったため、RT型、RTI型、TGC型などの名称、どのような機構で牛乳を冷却しているか、また、冷やす時に必要なカロリー計算など、今回の講義を受けるまで判らないことばかりでした。
他にも、冷媒として使用している、フロンについてもR22が2020年で全廃になり、新冷媒としてR404Aを使用、しかし、このR404Aはオゾン破壊係数は0だが、地球温暖化係数がR22の0.43の約倍の0.82もあるなど、自社製品で使用しているのに、それらについて何も判っていなかったことを今回の講義で痛感しました。
購買を担当していながら、購入品について理解が無いということは、その商品に対して交渉を行うことも出来ず、もしかしたら高い買い物をしているのかもしれません。
今後、自分がメインで購買を行っている鋼材関係に関しては、もう少し勉強し、取引先ともうまく交渉を行えるように頑張っていきたいと思います。
生産管理課 鳴海 翔
【5期】第8回つちや酪農塾 12月例会実施
12月の酪農塾は会長の講義でした。
はじめに自分が立てた今年の目標が、どのくらい達成出来たのかを一人ずつ発表しました。
私の目標は金属プレス技能検定1級と金型製作技能検定2級の合格でした。結果は金属プレス技能検定1級を合格出来ましたが、金型製作2級は不合格でした。
また来年1月に金型製作2級の試験があるので、これに再挑戦して合格を目指し、目標を達成したいと思います。
全員の発表後、『力鳥』で会長を囲んで忘年会をしました。
今年度の酪農塾も残り3回となりましたが、自分のスキルアップの為に学んでいきたいです。
生産技術課 久木 聖大
【5期】第7回つちや酪農塾 11月例会実施
今回の酪農塾は総務部 松浦課長の講義でした。今回は社会人として、さらに社員として、必要最低限知っておかなければならない項目のテストをしました。
主な内容は上司の正式な役職名と名前、会社の創立年月日、営業所名、所属スタッフの名前などのテストでした。
自分は創立年月日、営業所名を解答することが出来ませんでした。またスタッフの名前も漢字がわからなかったり、下の名前をかけなかったりして、とても失礼なことだなと実感しました。今後は社会人として、間違いのないよう気に掛けていきます。
そのあとに自分についてのPRポイント、弱点(克服したいこと)、そして将来の自分(1年後・3年後)についての発表をしました。
まず自分はPRポイントについて自信をもって言えることが少ないと思いました。その分、克服したい点がすぐに多く思い浮かびました。これからは弱点を減らし、長所を増やしていきたいです。
将来の自分については、1年後までに板金課の作業と段取りをマスターするという目標があるので計画的に達成させます。さらにその先については想像出来なかったので、まず一年一年確実に進歩していきたいと思います。
今回の酪農塾は今まで取り上げなかった内容だったので、自分自身を振り返ることができ、また目標を明確にする機会となりました。
板金課 菊地 哲也
【5期】第6回つちや酪農塾 10月例会実施
今回の酪農塾は社長の講義でした。内容はチームワークについて学びました。
具体的な方法として、塾生を3グループに分けて、トランプを用いて、ピラミッドなどを組んでいき、タイムを競うという方法です。
ここで一人一人が考えなくてはならないのは、誰がどの作業を行うか、いかに無駄がなく作業出来るかが問題です。よって今回の演習(ゲーム)では、一人では絶対に出来ないため、チームワークが要求されます。
仕事を進めていくうえで一人一人のスキルは絶対的に必要ですが、チームワーク・信頼度がとても重要であることが今回の講義を通じて、実感出来ました。
また、作業後、各グループの良し悪しを確認して、指摘しあうことで実際に作業時間を短縮することが出来ました。
今回の講義は、とても奥が深く、今後の仕事に活かしていきたいと思いました。
技術開発課 日下 真
【5期】第5回つちや酪農塾 9月例会実施
今回の酪農塾は、大樹営業所の佐藤所長の講義でした。
講義の内容は、「基礎単位について」ということで、主にメートル法、ヤード、ポンド法、インチに関することでした。
この基礎単位の中で自分が理解していたのはメートル法とインチで、あとは普段業務上でも使用しないため、聞いたことがある程度でした。
まずインチは、自分の担当業務や現場での作業でよく使用していますが、最初の頃はよく理解できませんでした。しかし現場で上司や先輩からの指導のもと徐々に覚えていったので、今回佐藤所長のインチ、メートル法の講義は理解することができました。
また普段馴染みのないヤードやポンド法については、1ヤードが約0.91メートルで、よくアメリカの映画にでてくる1マイルが約1.6キロメートルなので100マイルが160キロメートル、さらに実際に映画にでてくるマイルが28マイルであるとか、講義の中で詳しく説明をしてもらい、とても勉強になりました。
今後は基礎単位について、業務上で活かすことができるようにしっかりと覚えていきたいと思います。
板金課 簗田 正雄
【5期】第4回つちや酪農塾 8月例会実施
今回の酪農塾は会長が講師でした。初めに先日当社に訪れた学生(第2回ものづくり企業見学ツアー・道内四高専と北海道銀行・産学連携協力協定事業)に対して仕事や製品の説明をした塾生の感想を発表しました。
全員が緊張してうまく発表が出来なかったと感想を聞き、会長は「自分の担当している仕事をマスターすれば自ずと外部の人にも説明が出来るようになる」と教えてくれました。
次に農業の話になり、会長は世界の全食糧は近々現在の20%程度減り、必ず食糧難に陥るだろう。だが、北海道は食糧自給率198%なのでこれから注目されるだろう。よって塾生は北海道の基幹産業である酪農、そして農業を良くするためにはどうしたらいいか考えることも大事だと力説されました。
最後に会長から「技術者は思いを意地でも形にする。みんなも改善や仕事でもぜひ形にして欲しい」とものづくりに携わる心構えを説明していただきました。
今回は久しぶりに会長の講義でしたが、毎回会長の言葉は重みがあり心に響き勉強になるので、常に心に留めながら日常業務に活かしていきたいと思いました。
プレス課 高崎 和直
【5期】第3回つちや酪農塾 7月例会実施
今回の酪農塾は山本副部長の講義でした。内容は仕事に対しての考え方や仕事とはどうあるべきか?さらに「実行力」について学びました。
まず、仕事に対して「夢」を持つということは、「目標」を設定することが重要です。そのことが「実行力」を身につけることになり、「目標」に対して全力で取り組むことができるようになります。
また、自分たちは往々にして出来ない言い訳をしがちですが、出来ない理由を考えるのではなくて、まず自分で目標を設定することが必要です。そして目標(夢)を達成する手段を考えて、着実に実行することが大事だと感じました。
今回の講義を聞いて、仕事を嫌々するのと自分から進んで行動するのとでは大きな違いがあると感じました。 今まで以上に仕事が楽しくなるように、何事にも周囲の意見に耳を傾けながら、意欲的に行動していきたいです。
板金課 南山 和浩
【5期】第2回つちや酪農塾 6月例会実施
今回の酪農塾は西里恒彦さんを講師に招き、昨年度大好評であった国語研修を行いました。
はじめに西里さんから、「昨年度に引き続いて国語研修を担当することになって大変嬉しく思っています。皆さん方の国語力向上に少しでも寄与できればと考えていますので、よろしくお願いします。」と挨拶をいただきました。
次いで早速研修に入り、まず昨年度の授業で学んだことの復習をしたあと、次の研修をしました。その内容は
- 木へんのつく漢字をみんなで思いつくかぎり書き出してみました。
- 四文字熟語について、その意味について学びました。知っている四文字熟語は案外少なく、予想以上に四文字熟語があることに驚きました。
- 最後に次回発表するために、一人一つずつ四文字熟語を調べてくるように課題をもらいました。私が選んだのは「一期一会」です。
その意味は、生涯に一度だけ会うこと。また、茶道で一つの出会いを大切にして悔いのないように茶をたてる心構えを言った語です。
次回、西里さんの講義は8月ですが、昨年度に引き続いて、少しでも国語力向上を目指して努力していきたいと思います。
ストーブ課 寺田 桂輔
【5期】第1回つちや酪農塾 4月例会実施
新年度の酪農塾がスタートしました。
今回は会長による講義です。今年度の酪農塾も毎回違う講師なのでいつも何をやるか楽しみです。
今回は『椿本チエイン』の不良ゼロを目指す生産改善『ダントツ活動』に取組んでいるという新聞記事を読み、そのことについてみんなで意見を出しました。これを読んで印象に残ったことは、『見える化』。「不良ゼロを目指すには何が原因かを理解するのが大事。まずは"見える化"に取り組む」。当社でも同じことに取り組んでいると思います。技術開発課内でも見える化を実行し、改善をしています。しかし自分の意識していたことは『不良ゼロ』ではなく、『不良を出さない』ということだったので、ここで意識の差があると思いました。椿本チエインは不良品の展示室「ダントツルーム」とういのを設けていて、当社にも不良品置場はありますが、ほとんど目につかない場所にあるので、誰でも見れるような場所にあれば、また意識が変わってくると思いました。
今年度も酪農塾のリーダーをやっていくことになったので、副リーダーと一緒に楽しい酪農塾にしていきたいです。
技術開発課 小松 洋輔
【4期】第10回つちや酪農塾 3月例会実施
今年度最後の酪農塾は社長が講師でした。
講義内容はデータ解析についてでした。最初にPDCAについて説明を受けました。前回の講義でもPDCAについて勉強しましたが、P(PLAN)は計画、D(DO)は実行、C(CHECK)は確認、A(ACTION)は行動であることを再確認しました。
PDCAの中でデータ解析が用いられるのは計画と実行のところで、会社内で言うと月ごとの生産予定や1ロットで発生した不良の数、一時間当たりの生産の実績などたくさんデータ解析が用いられていることが分かりました。
次に実際にパソコンのエクセルを使ってデータ解析をしました。
エクセルの使い方はある程度分かっていたので問題は無かったですが、データのまとめ方が最初分からなくて苦戦しました。
ただ今回の講義でデータ解析のやり方を理解することが出来たので学んだことを実際に仕事で生かしていきたいと思います。
生産技術課 清水 光
【4期】第9回つちや酪農塾 2月例会実施
今月の酪農塾は、QC(Quality Control)品質管理と、QCサークルについて、山本課長から講義を受けました。
品質管理とは製品の品質を一定に保ち、更に品質を向上させるための管理のことをいいます。それを可能にさせるためにあるのがQCサークル活動(小集団活動)と呼ばれ、職場で働く仲間で小グループをつくり、全員参加で問題点の解決・改善を行い、お客様から喜ばれるよう継続的な活動を行っていくことです。
特に今回の講義では、問題点を解決するための計画を立て(P)、対策を実行し(D)、実行後の結果を検証し(C)、新たな問題点の改善(A)、PDCAを回すこと、改善のステップを踏むことの必要性を学ぶことができました。
よって今後は改善のステップを踏んで、問題解決への失敗を無くすように努力をしたいと思います。また「解決方法が解れば即改善」についても学びましたので、スピードのある行動を心掛けたいと思います。
私は来期から所属する課が代わり、新しい発見や問題に直面すると思いますが、今回学んだことを活かして、新しいメンバーと共に頑張っていきたいと思います。
プレス課 横山竜児
【4期】第8回つちや酪農塾 1月例会実施
今回の酪農塾は、小國主管を講師に迎えて、自社製品やガス管の呼び方などについての講義を受けました。
まず自社製品については、当社の代表製品バルククーラーから始まり、給水器、ストール、バーンクリーナ、スタンチョンなど、ほぼ全製品の説明を細かくしていただきました。
以前、自分は生産技術課に所属していたので、給水器やスタンチョンの部品作成や組み立てを行っていましたが、なぜこのような形状をしているのかなど気にもしていませんでした。
しかし今回の講義で、それぞれの製品にどのような工夫が施され、どんな問題があり、どのような改善をして対処したか、その結果今の形状になったということがわかりました。
今回の講義で改めて当社の製品について学ぶことができてよかったです。今回学んだことを活かし、新製品や既存製品をどうすればもっと使いやすくなるかなどを考えていきたいと思います。また自分は生産管理課で材料手配を担当しているので、少しでもコストダウンに結び付くような努力をしていきたいと考えています。
生産管理課 鳴海 翔
【4期】第6回つちや酪農塾 11月例会実施
今回の酪農塾は西里さんの国語の講義でした。
国語研修では、文体の種類は3種類(通常体、敬語体、特別敬語体)があり、文章を書くときには1つに統一することを学びました。このことは酪農塾のレポートでも必要なことなのでこれから気をつけて書いていきたいです。
他に、横書き文書の数字の使い方、例えば「右から2番目」と「春一番」、「5時15分発」と「腹八分目」等はよく間違えて使いそうなのでとても為になりました。
さらに慣用句の間違いについてですが、「以下」と「未満」の使い分け、重ね言葉、同音異義語、異字同訓の感じ、敬語、パソコン等のメールについて勉強しました。
ここで特に印象に残った点を挙げます。慣用句で「絶対絶命」と「絶体絶命」、「前後策」と「善後策」です。重ね言葉では「まず最初に」は「最初に」と置き換えられます。これは自分でも普段良く使っている言葉があったので、これから注意して書く必要があると感じました。
最後に全員で演習問題をやりましたが、「進捗」、「気質」等見ることがあっても読めない漢字が結構ありました。
今回で西里さんの講義は最後だったのですが、今までとは違う雰囲気での酪農塾になり、とても新鮮でいい勉強になりました。国語は普段から必要になる要素なので講義で覚えたことを忘れず、次に活かせるようにしていきます。
板金課 菊地 哲也
【4期】第5回つちや酪農塾 10月例会実施
今回の酪農塾は会長の講義で、主に現在の酪農家の近況についてお話くださいました。
はじめに、世間一般に酪農家は今厳しい状況にたたされているといわれている理由を受講生一人一人が理解しているかという点から入りました。
今年に入ってから、燃料の値上げ、飼料の値上げが続き、さらに生乳よりチーズという点から厳しいと私は考えています。
酪農家の皆さん方は生乳の方が価格は高く、チーズは安いため、生乳で出したいと考えていますが、現状は乳製品の方が市場に多く出回っています。
現在、自分も含めた受講生や消費者にとって、牛乳は高くて買いづらい状況です。しかし高くしなければ、酪農家が厳しいという状況を理解して欲しいと会長は力説されていました。
私は当社に入社して本格的に酪農業界に従事し、全道各地の酪農家の皆さんが置かれている状況を知ることができました。牛乳が高くなっても、必要である以上買い、少しでも貢献していきたいと思っています。
技術開発課 日下 真
【4期】第4回つちや酪農塾 9月例会実施
今月の酪農塾は前回7月に引き続いて、西里恒彦さんを講師にお迎えして「国語研修」を勉強いたしました。
今回の研修は「基本的な文章のルール」の17項目のうち、9項目について学びました。
- ビジネス文章の4原則(正確・的確・簡潔・平易に書く)
- 文章の基本要素(5W1H)
- 1~1の原則
- ネット上の文章作法
- 読みやすい文章のコツ
- 適切な句読点を
- 漢字とひらかなの使い方(漢字は30%程度に)
- カタカナ、外国語、専門用語は程々に
- 固有名詞には最善の注意を
普段、「国語(特に文章)」について考える機会が少なかったのですが、今回の研修により「話す力・聞く力・書く力・読む力・国語力」の大事さを痛感しました。またそれが社会人として必要な「力」であることも分かりました。自分にとって日本語は当たり前の言語なのですが、なかなか書けないのかもしれないとも感じました。
「文章は人を表す」といいますが、今後はこのレポートなど、読み手の気持ちを考えて、少しでも読みやすい文章を書くように心掛けていきます。
また、相手の気持ちを考えるという点では、日常の業務でも相手の立場になって少しでも分かりやすく説明して的確に進めていきます。
板金課 南山 和浩
【4期】第3回つちや酪農塾 8月例会実施
今回の酪農塾は会長が講師でした。まず効率について講義を受けました。その中で効率を上げるためには、まず改善をすることが大事だと強調され、さらにそもそも「改善」とは品質を維持し楽に(無理をしないで)作業効率を上げることだと教えてくださいました。
また「品質とは何か?」という問いに、わたしたち塾生はお客様の求める品物と答えましたが、正確な答えは一定の品質で作り続けること。70点なら70点の物を作るということでした。
次に先人の言葉について説明を受けました。その中で「部下の努力不足を嘆く前に責任者として部下の方針なり目標を明示し訴えているかどうか反省したい」という言葉がとても印象に残りました。
これは今の自分の立場にすごく当てはまることで自分が先導して目標を作りそれに導かなければならないと痛感しました。
また「友を持とうとするな、友と共にあれ」という言葉も印象深かったです。
持つという意味は所有することを意味し、自分本位という意味で解釈されるので物扱いになるということ。しかし友と共にあれというのは友と喜びを分かち合ったり助け合いを示すことだと教えていただきました。
今回は久しぶりに会長による人としての考え方などを教えてもらい、改めて自分もそういうことが言える人間になりたいと実感しました。
プレス課 高崎 和直
【4期】第2回つちや酪農塾 7月例会実施
今回の酪農塾は西里恒彦さんを講師に招き、初の試みとして国語研修を実施いたしました。
この研修は、パソコンや携帯電話等の急速な普及により、日常業務が便利になった反面、文字を書く機会が少なくなった実状を踏まえ、社員の国語力向上を目標に年3回の予定で開催されます。
西里さんは当社の営業部長をされていた方で、今年度から新たに講師に加わっていただきました。
今回は初回ということで、まず国語力に必要な「話す力・聞く力・書く力・読む力・総合的国語力(地域・歴史・文化)」の五つの力について説明を受けました。
その後、すぐ実践に移り、「さんずい」の付く漢字に挑戦し、全員で一文字ずつ書いていきました。いざ書いてみるとなかなか漢字が思い出せず焦りましたが、全員で60文字くらい書くことができました。
今回は「さんずい」のみでしたが、これ一つとっても自分が普段漢字から遠ざかっていることを思い知りました。
西里さんは講師の要請があってから受けるのを随分迷ったとおっしゃっていましたが、わたしは自分たちのために受けて下さったことをとても感謝しています。
次回は9月ですが、これからも国語力向上を目標に努力していきたいと思います。
ストーブ課 寺田 桂輔
【4期】第1回つちや酪農塾 6月例会実施
新入社員も加わり、平成20年度の酪農塾がスタートしました。
今回は社長が講師でした。講義内容はトランプを使っての受注、作業改善のシミュレーションをしました。トランプを製品と考え、同じ種類の1~5までのトランプを裏向きで置き、それを小さい順番に並べ替え裏向きで納品場所に置く。1アクション1秒1円というルールで、2班に分けてそれぞれが別の会社とし、この作業を行います。2つの会社は作業手順書を書き見積を出します。2社が出した金額の安い方がその仕事を貰えるという、製品はトランプですが実践的な内容だと思います。
ただ小さい順にならべるということなのですが、行動をなるべく少なくし安くする方法を考えるのと、人間の1つ1つの行動を手順化していくことはかなり難しい作業でした。
金額の安い方を提示した会社は冶具をうまく使い、効率よい方法を考えました。次にこの作業内容について話し合い、さらにアクションを減らすことができました。
今回の酪農塾はゲームをやっているような雰囲気で楽しかったです。このゲームのような酪農塾でわかったことは、作業者の行動を細かく見て、1つ1つを改善していくことで無駄をなくしていけるということがわかりました。自分は今までそこまで深く考えてはいませんでしたが、加工数が多い時の1秒はかなり重要だと感じました。いい冶具を作ることで、何秒も短縮できる。作業改善の方法、細かい動きを見ていくことが大切だとわかりました。
技術開発課 小松 洋輔
【3期】第14回つちや酪農塾 5月例会実施
今月は第三期最後の酪農塾で、全員が今年度を振り返り自分の立てた目標に対しての反省と酪農塾で学んだこと、為になったことを発表しました。
自分は現場を任されている主任(板金課)なので、「働きやすい職場つくり」を目標に掲げました。それに対して一年間取組んだ結果、パートさんから出た意見や作業上の苦情にはその都度対応してきましたので、数件の作業改善を達成することができました。しかしこのことに満足せずに今後もこの活動は継続して進めていこうと思っています。
最後に全員発表が終わった後、会長からPDCA、SQDC、三安実行、ABC、三現主義の復習をしてもらいました。その中で自分は最近聞いた三現主義がとても印象に残り、このように動いていきたいと思いました。
板金課 平石 真司
【3期】第13回つちや酪農塾 4月例会実施
今月の酪農塾は札幌市篠路の横田牧場さんを見学させていただきました。横田牧場さんは長年当社の製品をご愛顧くださり、またモニターも引き受けてくださって、当社の製品開発に多大なご協力をいただいております。
さて牛舎に入り乳牛を見る・・・前に、皆の足を清潔なビニール靴で覆いました。これは外で拾った菌を乳牛に感染させない重要なことです。
準備が完了したあと牛舎に入り、最初に見せてもらったのは土谷製バルククーラーの第一、二号。かれこれ二十年以上稼動させていて壊れることなく、洗浄機能で掃除が済んでいるという驚きものでした。
次に牛舎の奥、乳牛が生活している所に入りまして、乳牛を真近で見る事になりました。そこでは牛が水を飲むときに半自動で水を供給する、「ウォーターカップ」や「ヒーティングカップ」が取り付けられていました。部品や完成品ではよく目にしていましたが、使用しているところを見るのは初めてでした。
乳牛は人懐っこいのか、放牧されている方に至っては私たちの姿を見るなり、柵越しにぞろぞろとついてきたりしました。
外の方にも連動スタンチョンや、地熱を利用した凍り難い水のみ、そしてバーンクリーナーの実験機が設置されており、興味を引かれるものばかりでした。
見学中、物価高騰の煽りを受けて「20年前の方式に戻る」と聞き、酪農業界があまり良くない方向へと向きつつあるのでは感じました。
今回、自分たちの製作した製品が実際に使われているところを見ることができ、正直とても嬉しかったです。そしてお客さんに喜ばれる製品を提供していかなければと思いました。
プレス課 横山竜児
【3期】第12回つちや酪農塾 3月例会実施
今月の酪農塾は、アーク溶接の実習をしました。
自分は製缶作業を担当しているので、毎日アーク溶接をしており、作業には自信がありました。しかし、会長から実技指導を受けてみるとまだまだ力不足であることを実感いたしました。
特にアーク溶接では、板と板の隙間を開けて溶接をすると隙間を開けない時より浸透して見た目も良く、綺麗な溶接ができることを知りました。
実際、隙間が開いていると溶接しにくいため、なかなか会長のように上手く溶接することができませんでした。
これからは、会長に教わったことを念頭において、技術の向上に努めていきたいと思います。
製缶課 簗田 正雄
【3期】第11回つちや酪農塾 2月例会実施
今月の酪農塾は会長の講義でした。
まず溶接の基本知識に学びました。自分はプレス課に所属しているので、直接溶接作業に従事していませんが、大変興味深く話を聞かせてもらいました。
溶接にもいくつか種類があって、板金で作業しているのは抵抗溶接(スポット)といって、これは電圧と電流を使った溶接のことです。次いでガス溶接はガスと酸素を混合して使用する溶接。そしてもう一つはガスと電気を使用するアーク溶接があります。どの溶接も当社工場にとっては大切な作業技術なので、次回の実践作業ではしっかりと覚えようと思っています。
後半は「改善とは、手段なのか目的か」ということを学びました。ここで会長が力説されていたことは、改善とは目的ではなく、目的を達成する為の手段であるということです。往々にして日常業務の繁忙さに流されて、とかく本来の意味を忘れがちになるのですが、改めて会長の講義を聞き、その重要性を再認識いたしました。
プレス課 高崎 和直
【3期】第10回つちや酪農塾 1月例会実施
今回の酪農塾は先人の言葉から始まり、今年の目標を一人一人発表しました。いつも目標を立ててもやれてない事があるので、今年は自分に厳しく達成に向けて頑張ろうと思います。
今回の講義では作業標準と標準作業の違いを知りました。普段何気無く使っていましたが、部分の作業と全体の作業との違いがあったので勉強になりました。今、板金課では作業標準がなかったもの、変更があったものには新しく作成していますが、まだまだ項目が足りないのかなと思いました。もう少し詳しくわかりやすく工夫して作っていきたいと思います。
不良、改善にも作業標準はとても重要なものなので今年はこだわっていきたいと思います。
板金課 菊地 哲也
【3期】第8回つちや酪農塾 11月例会実施
改善活動に取り組み、数値化していきたいと思います
今回の酪農塾は講師に社長をお迎えして、生産管理に関するレクチャーを受けたあと、練習問題に取り組みました。問題は6問で1台当りの加工時間の算出をはじめとする生産管理の基本的な知識があれば解けるものばかりでした。
自分は板金課で部品加工の作業を担当しています。日常作業ではあまり計算する機会がないのですが、毎日加工予定数と実績数を「生産管理板」に記入して、加工数の推移を把握しています。
今後は今回の講義を自分の仕事に上手く活用して、単に実績の確認だけではなく、より成果をあげるために改善活動に取組み、それを数値化できるようにしていきたいと思います。
板金課 南山 和浩
【3期】第7回つちや酪農塾 10月例会実施
学んだ後に何をするかで、活かされる
今月の酪農塾の内容は、前回学んだ冷凍機のしくみについての復習を行いました。塾でその日その場で学ぶだけでは、何も身につかず、学んだ後に何をするかで、活かされるということだと私は思いました。
また、冷凍機のしくみを理解する上で、電気に関する知識が必要です。電気に関する知識は冷凍機だけではなく、モノ造りに大きく関わっていることを知りました。
モノを加工する機械を使用して製品を造りますが、加工する機械が故障した場合はどうなるか。その都度、メンテナンス業者に依頼することも一つの方法ですが、その間にモノは造れなくなります。この方法で会社を運営することは非常に効率が悪いということがわかります。
ここで電気の知識が重要になります。知識をもっていれば、故障時に、即時に原因追及を行い、故障箇所を特定して、修理することが出来ます。
製造業はモノ造りだけではなく、メンテナンスも出来ることが必要だと今回の講義で理解しました。
技術部 日下 真
【3期】第6回つちや酪農塾 9月例会実施
知識は応用されることで財産として生きていく
当社は酪農メーカーとして出発をしてから今年で80年を迎えました。現在道内はもとより道外にも当社の酪農製品が納品されています。つちや酪農塾の講義の中でもそのことが多く触れられています。
今月の酪農塾は四つの先人の言葉から始まり、主力商品の一つである「バルククーラー」の回路図から、いかにしてバルククーラーが動いているのか、そしてどんな原理を応用しているのかを塾長の会長の説明を交えつつ学びました。
バルククーラーは平たく言えば、搾りたての新鮮な生乳の新鮮さを損なうことなく、おいしさを保ったまま保存する為のタンクと言えば通じるでしょうか。そういう今の酪農業界では欠かすことの出来ない機械です。
それでその回路図ですが、正直難しいです。このレポートを書いている時点でもわからないところが幾つかあります。私の勉強が足りないことの現れです。ですが、原理については中々に興味深く、回路図に比べたら大分理解できたと思います。小中学校で習う物質の三態(気体・固体・液体の事)を上手く取り入れることで、バルククーラーは稼動できていることがわかりました。
こういう忘れがちながらも当たり前な知識は、ちゃんと応用されることで日々の生活を支えうるものを生み出す財産として生きていくのだと感じました。
プレス課 横山 竜児
【3期】第5回つちや酪農塾 8月例会実施
他人事と思わず自分のこととして考えることが大切
今回の酪農塾は、佐々木総務部長を講師に迎えて行われました。講義の内容は社会人としてのあり方、会社に求められる社員などさまざまなお話をしていただきました。
中でも自分が特に気になったのが、仕事に対する考え方の話でした。内容としては最近いろいろな会社で偽造など発覚して問題になっているのに、なぜそれを明日はわが身と考えないのかというものです。その話の中で佐々木部長が言った「他の会社で起こったことを他人事と思わず自分のこととして考えることが大切」という言葉は本当にそのとおりだと思いました。
自分は他の課で発生した不良の報告を聞いても、心のどこかで「自分には関係ない」という気持ちがあり、あまり気に留めていませんでした。
しかし今回の講義を聞き、改めて振り返ってみると、他の課で発生した不良内容は似たようなものが多く、それは自分の仕事でも起こりうるものであると思います。
これからは他の課や他社で起こった事でも、自分の立場に置き換えて考えて、類似の不良などを起こさないように気をつけていきたいと思います。
製缶課 鳴海 翔
【3期】第4回つちや酪農塾 7月例会実施
しっかりとしたものを作りあげたいと思います
今月の酪農塾は塾長の会長が担当されて、先月に引き続き実技の「ケガキと金切りばさみ」を教えていただきました。
今月の実技は先月と同様、板圧0.3mmの材料を使用し、コンパスを使用しての六角形のケガキ方、さらにそれをハサミで切るものでしたが、前回より正確さを求められました。
まず正六角形を二枚ケガキ、それをはさみで切って重ねてどのくらい大きさが違うかを確認しました。自分はケガキ・はさみ共々出来てると思っていましたが、実際には最大で1ミリほどずれていて、今回まだまだ正確に出来ていないことが身に染みて実感しました。
自分は板金課に所属しているので、日常の作業でケガキ、はさみを使う機会があまりないのですが、今後酪農塾のリーダーとして、そして主任として、いずれ機会があると思いますので、そのときは今回の酪農塾を思い出し、しっかりとしたものを作りあげたいと思います。
板金課 主任 平石 真司
【3期】第3回つちや酪農塾 6月例会実施
今月からまた装いも新たに始まりました
つちや酪農塾は毎年6月から翌年5月までを一年間の活動期間としていますので、今月からまた装いも新たに始まりました。昨年度との相違点は実施内容と講師が予め決められ、内容も講義、実技、外部見学、成果発表会と多岐に亘っています。また今まで講師は塾長の会長が担当されていましたが、今年度からは社長、総務部長も担当されるので、幅広く学ぶことができると思います。
「ハサミとケガキについて」の実技
さて今回の酪農塾は会長のご担当で、講義を交えながら「ハサミとケガキについて」の実技を行ないました。実技の内容は板圧0.3mmの材料を使用し、コンパスを使用しての六角形のケガキ方、さらにそれをハサミで切る作業を行いました。
またこれと平行して、今年金属プレス加工検定を受ける私と生産管理課の千葉主任、そしてプレス課の荻野さんの三人は、コンパスで円を描き、それをハサミで切る練習を何度も行いました。
普段自分はハサミを使う事がない為、最初はバリが出たり、力の入れ方、使い方がわからなく、難しかったのですが、最後の方では自分なりにハサミのコツをつかんだ気がします。検定まではまだ時間があるので、実技の精度を上げていきたいと思います。
今回の「ハサミとケガキ」については次回も引き続き予定しているので、少しでもいい結果を出したいと思っています。
プレス課 森川 清志
【3期】第2回つちや酪農塾 5月例会実施
一年を振り返って何を学んだか
今回の酪農塾は1サイクルの最後ということもあり、塾生一人ずつ一年を振り返って何を学んだかということの発表から始まりました。
自分が発表した内容は、製造の基本的な知識であるPDCAや2SやQCサークルをこの場を通じて学べた事、そして普段出来ない作業の自己保持回路や材料の板取りの計算など実践にいたるまでの事を身につけられた事を発表しました。
塾生全員の発表後、会長がこの一年を終えて物の考え方が豊かになって欲しいとおっしゃっていました。それを聞いて自分は先人の言葉を思い出しました。その言葉一つ一つ重みがあり、仕事だけではなく生きていくうえでとても大事な事が書かれていました。
ボルトなどに使う単位のインチとミリ
その後にボルトなどに使う単位のインチとミリの事を勉強しました。今ではインチボルトはほとんど使われていませんが、昔の金型やプレスなどはほとんどインチボルトなので重要な事でした。
今期は知識を学びましたが、来期はそれを生かした実践していきたいと思います
プレス課 高崎 和直
【3期】第1回つちや酪農塾 4月例会実施
新入社員が加わり今年度の酪農塾が始まりました。
今回は、先人の言葉から始まり、語句の意味、自己保持回路の装置の作成、スポット溶接についての勉強をしました。
先人の言葉
先人の言葉では、「修行時代の若い人達は、職場の選び方にもむしろ困難な部署を選ぶくらいの心意気がほしい。」とありました。
これについての会長の説明では、「若いうちに苦労すれば後に楽になる。人間は平等にできていて、若いうち楽をしていれば後に苦労する。」
自分は学生時代に勉強を疎かにし、今苦労しているので、この先人の言葉を聞いた時はその通りだと思いました。学校の授業のように勉強し、教えてもらえる時間は今となっては酪農塾しかないので、学生時代の失敗を繰り返さないようにしっかり学んでいこうと思いました。
語句の意味
近日ニュースでもよく耳にする「隠蔽(いんぺい)」「隠匿(いんとく)」「虚偽(きょぎ)」という言葉の意味の勉強をしました。普段はよく聴いていても、きちんと意味を理解していませんでした。
- 「隠蔽」=目に見えないところで故意に隠すこと
- 「隠匿」=人目に触れないように隠しておくこと。ひみつ。
- 「虚偽」=うそをつくこと。
また一つ勉強になりました。
スポット溶接
スポット溶接については、なんとなく知っていましたが、スポット溶接に関する用語、スポット溶接の種類、全く聞いたことがなかったので勉強になりました。
車を製造するのにスポット溶接が使われているのも知りませんでした。スポット溶接は他の溶接と違い誰でもできるものだと思っていましたが、板によって調整をして、その調整が不充分だと不良品を作ってしまうことになるので、実はとても難しいものだと感じました。
スポット溶接の勉強の合間に、自分は前回やっていなかった自己保持回路の装置の作成をしました。
図面を見ながら作成し、間違えることなく完成させることが出来ました。入社当時は電気のことは全く知らなく、電気図面もみたことすらない状態でしたが、この2年でいろいろ勉強し確実に実になってきているのが実感できます。
これからもいろいろなことを学んでいきたいです。
技術部 小松 洋輔
【2期】第9回つちや酪農塾 3月例会実施
今月の酪農塾は、はじめに福沢諭吉の「心訓」について塾長から説明を受けました。
自分にとって「心訓」は初めて目にしましたので、とても興味深いものでした。特に「一生涯を貫く仕事をもつこと」についての一文は深い感銘を受け、自分もそうありたいものだと感じました。
▲日々勉強!知らないことへの知識が増えると楽しさを感じます
後半は前回の続きで自己保持装置を完成させました。
自分は電気の事は全くわからないので、最初何をしたら良いのか戸惑いました。塾長から指導を受けながら、少しずつではありますが理解できるようになり、今回は楽しさを感じながら取り組み完成させることができました。
学校を卒業すると勉強することが疎かになりがちですが、酪農塾を通して学べる機会が与えられていることはこれからの自分にとって大きな財産になると感じています。
これからも電気だけでなく、色々な事を学びながら、ひとつひとつ階段を上がるように自分自身を成長させていきたい思います。
ストーブ課 寺田 桂輔
【2期】第8回つちや酪農塾 2月例会実施
今回の酪農塾は前半が先人の言葉、後半は「電気の自己保持回路を作る」という実技を行いました。
これに挑戦するにあたって、塾長から「エジソンはどんな物事にも関心を持ち、発明のヒントを得た。心して見れば師は無限に広がる(学ぶ心)」と自己保持回路を製作するにあたっての心構えについて説明を受けました。
現在自分は製缶課に所属しています。主に自社製品の製作・加工を担当していますが、その過程一つ一つに対してもさまざまな角度から捉えることで自分の技術、さらに品質が向上していくと考えます。平素からどんな物事にも関心を持つように努力を重ねていきたいと思います。
▲メンバー同士で意見交換をしながら、電気の自己保持回路を制作
さて実技はメンバーを三組に分けてから行なわれました。
電気図面はよく理解ができずほとんど意味がわかりませんでしたが、自分のグループや他の二つのグループと話しながら情報を交換していき、会長に質問しながら自分のグループの自己保持回路は何とか作ることができました。
それでも、時間が足りなくて通電のテストをする時間がありませんでした。次回の酪農塾では自己保持回路を完成させ、メンバーに披露したいと思います。
製缶課 簗田 正雄
【2期】仕事は1人ではなく、チームで行うもの 第7回つちや酪農塾 1月例会実施
今年最初の酪農塾は塾長から「先人の言葉」の説明を受けたあと、各自の目標を発表し塾長からコメントをいただきました。
自分は今年の目標を「毎月提案書を出す」と決めました。
社内で実施している提案制度は改善活動の一環ですが、改善とは「常に改善を意識して行動(仕事)をする」ことだと考えています。そのためには普段からどのように改善すればいいのか、何が問題なのか等、現状を正確に把握することが大切です。
また常に疑問を持ち、他の人の意見を謙虚に聞き参考にしていく姿勢も必要と感じます。
改善活動は提案制度のほかに「小集団活動」があります。
これについては積極的な発言と実行を励行していき、他のメンバーにも波及していきたいと思います。
また製品の品質安定のために必要不可欠な「不良品会議」も課長の指導を仰ぎながら、充実した会議としていきます。
現在自分は板金課に所属しています。板金課のレヴェルアップのためにはメンバー1人1人のスキル向上が重要ですが、まず仕事は一人ではなくチーム(板金課)で行う、さらに自分一人では仕事ができないことを認識しなくてはいけないと考えます。
よって今年一年は板金課で自分のやるべき仕事を的確に行い、そして自ら率先して課長を甫めとするリーダーを支え、チーム(板金課)としての成果をあげられるように頑張っていきます。
板金課 南山 和浩
【2期】仕事をする上で大切な「5S」とは 第6回つちや酪農塾 11月例会実施
今回の酪農塾では、今まで勉強してきたことの復習をしました。
まず5Sについてです。
5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の意味を復習した時、仕事をしている中で5Sは重要だと思いました.整理がされていなければ、会社には不要なモノがあふれてしまうため分けて捨てることが必要であり、次に、整頓をしなければ必要なものをすぐに出して業務を行うことが出来ないと今はわかります。
清掃・清潔・躾も同様に業務に関係することだと思いました。5Sを行うことで、従業員及び会社の向上につながることがよく理解できました。
もうひとつはムダについてです。
ムダにはダラリの法則があります。「ムダ・ムラ・ムリ」の頭をとってダラリの法則。ムダとムラは各自が改善可能なことであり、ムリは会社で行うことだと教えて頂きました。ムダの中で、今自分が実感出来る事があります。それは、動作のムダ、不良を作るムダです。
動作のムダは簡略的に考えると、効率が悪く、1時間で終わる仕事が3時間かかるということだと考えます。さらにそれら一つ一つを何が原因か考えて改善することが自分の成長につながるのだと思いました。また、不良については、一つ不良を作ると、材料費だけではなく、それまで製品を作るのにかけた時間もムダになってしまいます。
今回の酪農塾は今まで勉強してきたことを再確認し、充実した時間を過ごすことが出来ました。
技術部 日下 真
【2期】第5回つちや酪農塾 10月例会実施
今回の酪農塾は、先週に引き続き四文字熟語、先人の言葉、職場でのマナー、言葉の由来などを学びました。
先人の言葉では「任せる」「自得」「思いやり」「社員の心得」「カンと科学」「ダム経営」「理論と実践」「熱意」「感銘」「一人の責任」の10個のことを象徴する言葉が出ました。
中でも、私が感銘を受けたのが「カンと科学」で、前回の酪農塾で学んだことが正にこれだと思いました。
"カンと科学は車の車輪。
カンに偏ってもいけない。数字にも偏ってもいけない"
前回の酪農塾では、頭の体操として決められた寸法の鋼板からある大きさの円を何枚出せるか、及び一枚あたりの重さはいくらという問題に取り組みました。
その時に計算だけだと重さは正確に出せましたが、鋼板から出した円の枚数が解答より少ないという結果が出て、その後に絵で大まかに描くことで計算ではわかりにくい円の"入りそうな"ところがあり、そのときに塾長が計算も必要だが、カンも必要だとおっしゃってました。
計算は正確に数値を出すことはできますが、それだけだと視点が物事に近すぎて、大きく物事を見ることができにくくなりがちです。そのときに「これではどうか」と、カンの方にも頼ることも必要だと思いました。もちろんカンのみに頼るのも考え物ですが。
私は今後も酪農塾に参加することで、より仕事に対して多くの考え方をできるように努力を重ねたいと思いました。
仕上課 横山 竜児
【2期】一人前になるために、自分自身を監督する 第4回つちや酪農塾 9月例会実施
▲仕事を進める上で大切な事を、先人の言葉から学びとる
今回の酪農塾では、先人の言葉、QCサークル、四字熟語、そして電卓を使い頭の体操などをしました。
まず、今回の先人の言葉は一人一人が一文ずつ読むことになっており、自分が読んだ言葉は「誰も監督していないから自分で自分を監督するのだといった心境になれば人間も一人前」というものでした。
この言葉の意味は、誰も見ていないからといってサボったりはせずに、誰も見ていないなら自分自身で見て仕事を行うということです。
この言葉の意味を聞き、確かに自分だったら誰もいなければ手を抜いたりしてしまうと思います。しかし、そこで手を抜かず自分自身を監督できるようになってこそ、一人前になれるのだということをこの先人の言葉で学ばせてもらいました。
次に、塾長は、QCサークルについて講義してくださいました。このQCサークルというのは、社内で行われている小集団活動のことで、活動の内容は、働いている人たちで小グループを作り、製品、サービス、職場の問題点などを挙げていき、自分たちで改善・解決していきグループ全員の能力アップ、明るい職場していくためのものだと教わりました。
毎回、酪農塾をとおして自分は様々なことを学んでいます。今回は先人の言葉からは仕事に対する態度、QCサークルからは改善の大切さなどを学びました。
今後も毎回より多くのことを学び、そのことを忘れず業務に生かしていきたいと思います。
製缶課 鳴海 翔
【2期】職場でのマナーと、食料自給率について 第3回つちや酪農塾 8月例会実施
今回は、先人の言葉と職場のマナー、そして食料自給率をテーマに行われました。
毎回恒例の先人の言葉は、なかなか理解しづらく塾長の説明を聞いて初めて分かるような感じです。特に二期生はまだ三回目の講義なので不慣れな様子です。
自分は第一期に引き続いて参加していますが、先人の言葉で取り上げられる一節は自分にとっては難しかったり、初めて聞く言葉であったりすることが往々にしてあります。毎回塾長からその意味を詳しく教えてもらうことで、日本の言葉の美しさを知り、今までいろいろな言葉を学ぶことができたと思います。
次いで職場のマナーです。テーマは、(1)オフビジネスとオンビジネスの違い、(2)正しい言葉遣いができる社員です。
(1)については公私混同をしない。つまり自分のことも会社のことも一緒にしてはいけないということです。
(2)については尊敬語と謙譲語の違いです。これは塾長が講義の中でよく先輩や上司には礼儀正しい挨拶をしなさいと話されています。まだ自分は尊敬語と謙譲語の使いわけ方ができないため、変な言葉遣いになることがよくあり、まだまだ敬語の使い方を学ばないといけないと思っています。
最後に食料自給率についてです。都道府県別にカロリーベースを基準にして見ていくと自給率の高いのは北海道で、一番低いのは東京となっていました。特に東京に関しては食料自給率1%で、次いで大阪2%・神奈川3%と続き、北海道は183%とかなりの開きがあります。
今回自分が感じたことは、普段自給率のことを考えたりすることがなかったので、正直驚きましたし、このままでは将来日本の食料が全て輸入に頼ることになるのではないかと思いました。そこでこれからは普段の生活の中で「食」について関心を持つように心掛けていきたいと思います。
塗装課 大多氣 弘直
【2期】酪農業界の動向と、サムエル・ウルマンの書 第2回つちや酪農塾 7月例会実施
今回の酪農塾では先人の言葉、生乳生産量・生乳乳製品の1人一日当たりの消費量他、そして会長愛読書の一説からを学びました。
先人の言葉では、松下電器の創設者、松下幸之助の言葉の中から13の文章がテキストとして配布されました。今までと同様に一人一説ずつ読み、会長が言葉の意味や読み終えての感想などを質問されるのですが、意外と一説を理解するのが難しく、会長が求められている回答に応えられなかったように感じました。次に都道府県別生乳生産量・生乳乳製品の消費量・地域別年間の飲用牛乳消費量などの資料をもとに何点か教わりました。
北海道の生乳生産量は、370万トンと他の地域に比べて、予想以上の生産量があり、適地・適産という言葉があるように北海道では、酪農の適産地だということが分かります。しかし平成15年度以降は年々減少しているみたいです。これは人口が減少しているのが原因かもしれないと思いました。
また一人一日当たりの消費量と一人当たりの飲用牛乳消費量に関して、消費量はあまり変わってはいませんでした。別に年間で1人牛乳を多く飲んでいる地域は、北海道より中国地方で飲まれている事、さらに全国では約170cc(牛乳ビン2本半)しか飲まれていないことに驚きました。
最後に会長の愛読書から、「サムエル・ウルマンの青春」という作品を紹介してくださいました。「青春とはある期間ではなく、心の持ち方をいう・・・とあり、時には二十歳の青春よりも六十歳の青春があると」という一説が心に残りましたが、何と無くですが分かるような気がします。
自分もいろんなことにチャレンジし、サムエル・ウルマンの書のような人生が送れるように一日一日を頑張りたいと思います。
板金課 厚木 康博
【2期】新しいメンバー入れ替えで心機一転! 第1回つちや酪農塾 6月例会実施
今回の酪農塾では第2期目と言う事でメンバーの入れ替えがありました。まず、最初にリーダー、サブリーダーの自己紹介、そして新メンバーの自己紹介が行われました。
続いて月例の先人の言葉(テーマは1、仕事と段取り力 2、生きがい)。今回の講義では、新メンバーが一人一人先人の言葉を読みました。
みんなで意味を考え、最後に塾長から説明を受けました。毎回先人の言葉を読むと感じるのですが、先人の人達はすごく良い言葉を残していて、私も将来何か良い言葉を残せるような人間になれるように頑張っていきたいと思います。
次に、現在の人口(世界の総人口、各国の人口)、45年後の人口、世界の生乳価格を学びました。
日本に住んでいる以上は日本の人口くらい知っていなければならない事ですが知っている人が少なかったのが現状でした。次回からは資料を参考にし、質問された時はいつでも答えられるようにしていきたいと思います。
日本は物価が高いため日本の生乳が世界で一番高いと言う事も教わりました。
次回の酪農塾も楽しみでなりません。毎月、酪農塾のメンバー達と楽しく学んでいきたいと思います。
製缶課 石川 晃
【1期】2年間の学びに一区切り 第11回つちや酪農塾 5月例会実施
▲板取りを考慮して、加工しやすい図面を引くのはなかなか難しい
▲2年間に渡ったこのメンバーでの酪農塾も今回で一区切り
今月の酪農塾は先月に引き続きハンダを使用して、バケツ製作班と図面班に分かれて行われました。
先回自分はバケツ班だったので今回は図面班を担当しました。普段図面を見ることはあっても、図面を引く機会がなかったのでとても新鮮味がありました。しかし実際に図面を引いてみると、複雑な形ではなかったので割と簡単に出来るはずなのに、板取りの事などを考慮しないで作図してしまったので、あまり良い図面に完成せず悔しい思いをしました。
次回図面を引く機会があったら、板取りの事を考慮に入れて、スクラップが少なく加工しやすい図面に仕上られるように挑戦してみたいと思っています。
今月で2年間開催してきた酪農塾は一区切りをつけ、来月から新しいメンバーで再開することになりました。
酪農塾を終了するにあたって、社長から一人一人に卒業証書が手渡せられ、それには直筆のアドバイスが書かれてありました。
自分にはQDCの重要性を考えてほしいと書かれてあったので、今後は2年間学んだことを業務に活かし、簡単なようで奥が深いスポット溶接などを頑張りたいと思います。
板金課 平石 真司
【1期】先人の言葉を学び、今の技術に活かす 第10回つちや酪農塾 4月例会実施
▲板を切り抜き、はんだ付けしてバケツが完成!
今回の酪農塾は、まず社長の好きな先人のことばを教えていただきました。
『物を買えばお金を払い、物を売れば集金する。この約束ごとをきちんと守っていくのが営業マンの道』
まさにその通りだと思いました。食べ物でも同じことで、『ツケ』という言葉がありますが社長は嫌いだと言っていました。物は何日経っても残りますが、食べ物はなくなってしまいます。後から何もないものにお金を払う、これほど後味が悪いことはないと僕もそう感じました。
毎月頂いている『仕事のルール』も『25』までになりました。これに書かれている当たり前のことも、できていないものが多々あります。目上の人に対する言葉使い、礼儀作法はとても大事なことなのでとても勉強になります。
次に実際にバケツの製作を行う班と、製図班の2班に分かれて実施しました。
今回自分は製図班でした。班の全員で話し合いながら製図を仕上げていきました。社長は製図班には『板取りの取り方を考えながら作図する』、ということを一番学んでほしかったと最後に言っていました。しかし自分達は板取のことは考えないでサイコロのような展開図を作ってしまったので、1枚の板から少ない枚数しか取ることができず、板取しづらい展開図を作ってしまいました。
社長に教えていただいた展開図は、正方形を1つだけ切り離して横につけ、サイコロのような曲がった展開図ではなく、真っ直ぐな展開図にし、板取りしやすくするという方法を教えて下さいました。現在自分はCADで製図を作っていますが、今後こういった図面を書く場合は板取りしやすい方法を考えながら、製作していきたいと思います。
バケツ製作班は、実際に金バサミを使用して鉄板を切り、曲げてはんだ付けしバケツを組み立てていました。はんだ付けがとても難しいようで、今回の酪農塾の時間では間に合わない人が多数いました。
次回は製図班とバケツ組立班を入れ替えて作業します。バケツ組立は難しいと思いますがこういう作り方を覚えることによっていろいろな物が自分で作れるようになるので、こういう知識をもっと身に付けていきたいと思います。
技術部 小松 洋輔
【1期】第9回つちや酪農塾 3月例会実施
▲展開図の製図を通して、CADでは気付かなかった先人の知恵を学ぶ
▲金バサミの構造や、使い方のコツを学ぶ社員
今回の講義は、まず2年弱の間に配布された先人の言葉の中から、各自が実行したい言葉を発表することから始まりました。
自分が選んだのは"周囲の意見に耳を傾ける姿勢そのものが、周囲に対する説得力になりうる"(説得力)と言う言葉です。これを選んだ意義は、技術部での商品開発過程においては、これはいい、これは売れると思うもの、またユーザーのニーズをいかに考え、いかに商品価値を上司や製造担当者にレビューすることができるかにかかっており、この時にどこまで商品の存在価値を伝えられるかによって、開発するかしないかの判断が下されます。
自分はまだいいと感じたものや考えたものを、説得力のある言葉でレビューし、開発するまで至っていないので、ぜひこのような力を身につけ商品開発をしていきたいと言う考えからこの言葉を選びました。
次いで「金バサミの実技講習」と「3片エルボの展開図を製図し組立てる」の2班に別れての講義でした。
展開図の製図ではコンパスと定規のみで、普段CADにより何気なく垂線を引いていることでも、実際に正確に引くことはかなり大変で展開図を書くのに苦労しましたが、展開に至るまでの製図技術や手法を知ることができ、製図を仕事としている自分にとってはとてもためになったと感じました。またコンパスと定規だけでバケツの展開図を作れることを知り、CADに慣れている自分にとって先人の知識はとても勉強になりました。
次に金バサミの実技講習ですが、はさみは軸を中心に出た平行な2枚の刃をすり合わせることによって起きるせん断力によって切っているものと理解していましたが、金バサミは、機構はほぼ同じなのですが、少々つくりが違い、刃が並行ではなく、鉄板を切断した際、バリが出ないような構造になっており、刃と刃がすり合わさるとき、隙間はなく、刃と刃が交差しズレ落ちていくように鉄板を切るような機構になっていました。
実際に金バサミを見ても何も気がつきませんでしたが、社長に使用方法を教えてもらうことにより、見て金バサミという物を理解することができました。実際に金バサミを使いバリなく綺麗に半分くらい切れましたが、難しく自分の考えたようにはうまくできませんでした。
技術や知識はまだまだだと感じるとともに、今回のような講習を今年はメインに行うとの事でしたので、技術的な知識や技を多く吸収していきたいと思いました。
技術部 西川 智太
【1期】第8回つちや酪農塾 2月例会実施
今回の講義では、主に計算を行い材料重量の算出方法、一枚あたりの材料費の出し方、製品に対しての材料費の算出方法と、プレス工場だけでなく物作りをする上で欠かせない材料費について勉強を行いました。
自分は、購買を行う生産管理課に所属していますので、今回の講義では、後輩に教える側に立って受講しました。
今回の講義を気に、不良の削減、コスト意識の向上が図れ、また、現場からこの材料もっと安く買えないかと言うような話ができるようになれば逆に私としてもありがたいし、会社としての利益ももっと上がってくると思います。自分の仕事についてのことばかりで、間違えた計算をすると会社に大きな損害を与えかねない重要な講義であったと思いますし、改めて、自分の仕事の重大さを再認識いたしました。
また、何よりも、材料にはお金がかかっていて、不良を出した時にも、いくら分の材料を捨てることになるか自分たちで、わかってもらえるのではないかと思います。
製造部 生産管理課 千葉 康裕
【1期】仕事の効率を上げる「ダラリの法則」 第7回つちや酪農塾 1月例会実施
今回の講義は、まず「先人の言葉」を行いました。
「先人の言葉」では、社長が読んだ本に書かれている仕事の心得や、人生について等の言葉を述べ、その意味を考え、社長が言葉の意味を教えてくれるものです。毎回講義のはじめに行い、ひとつの言葉をみんなで順番に読みます。
この「先人の言葉」には、僕自身共感したり、そうでありたいと思う言葉が多く載せられ、毎回とても良くためになっていると感じています。そして自分もいつかこのような言葉を残したいと思いました。
次に「ダラリの法則」(別名 三ムラリダ)について教わりました。「ダラリの法則」とは仕事をする上でのムダ・ムラ・ムリを問題点として挙げ、無くしていくことで仕事の効率を上げるというものです。これはどの職場でも共通していることで、実践していかなければならないことだと思っています。また、自分の職場でも、この三ムラリダを常に意識し、改善を繰り返していきたいと思います。
また、今年一年の目標を発表しました。僕の今年の目標はマシニングセンタとワイヤ放電加工機を覚えることです。
講義の最後には、搾乳牛一頭あたりの牧草消費量と一頭あたりの面積を調べるという宿題が出されました。自社は酪農機器を作っているので、酪農に関する知識や情報はとても大切だと思いました。
僕は酪農塾が開講したときから出席しているのですが、社長から教わる先人の知恵や技術がいかに重要なのか思い知らされました。最先端の技術だけでなく先人達の技術にも目を向けることでさらに技術が進歩していくものと思いました。
仕上課 久木 聖大
【1期】先人の言葉から仕事、そして生き方を学ぶ 第5回つちや酪農塾 11月例会実施
▲月に一度、社内で知識を共有する
▲若い社員にとって先人の言葉は、これからの人生の糧になります
今回の酪農塾は、溶接の種類と基礎知識と先人の言葉でした。
先人の言葉とは社長が色々な本等を見て印象に残った言葉や、共感を得た言葉をプリントにしそれを塾生が読み考えたりする内容です。
先人の言葉には、仕事のことはもちろんこれから生きていく上での考え方にとても重要なことが書かれています。
今回の言葉の1つで「自分でこれはいい提案だと信じたら、上位者を動かして推進するだけの熱意を持たなければならない」というのが印象深かったです。
この言葉には上位者をも巻き込んでの行動というのが大事だと思いました。
自分だけでは実行できない事も上位者が加わることによって実行できるからです。また自分の中でも中途半端には終われないからです。
溶接では、自分達の職場で頻繁に使われていますが、中身の細かい事の知識が十分ではないと自覚しました。
これからも続く酪農塾ですが社長や先輩方の知識や経験を少しでも吸収し1つでも役立てたいと思いました。
プレス板金課 高崎 和直
【1期】人生における 「成功者」 とは何か 第4回つちや酪農塾 10月討論会実施
▲塾長の熱弁に耳を傾ける社員一同
▲ロープの縛り方の実技指導を受ける
こうして社員の結束も結ばれていく
今月の講義では始めに全員でディスカッションを行いました。塾長からの題目は「成功した人とは?」です。これを受けて我々塾生は、「一儲けした人」、「夢を苦労して実現した人」とそれぞれに意見を出し合いました。
全員が意見を出したところで塾長からの説明をいただき、「成功した人というのは、人生の目標を設定して全うした人、次世代にタネをまいた人」という結論に至りました。
目標ということでは我々塾生に、常に仕事に予定と目標を持ち作業をし、それについて反省・分析を行い行動することの大切さをあらためて教えて下さいました。
次に「ロープの縛り方」を実技指導していただきました。まだまだ経験の少ない私たちは、ロープの縛り方を知らないのが大多数。そんな様子を見かねてか、塾長は実技指導をして下さいました。
これでトラックの積荷を縛る事もできるようになりました。
我々塾生はまだまだ知らないことがたくさんあり、経験も少ないです。だからこそ、社長が自ら教鞭してくださるこの酪農塾をこれからの仕事や人生に役立てていきたいと思います。
仕上課 三輪 理樹
【1期】現場から自分達の仕事の意義を感じとる 第3回つちや酪農塾 町村牧場見学
▲実際に牛舎を訪れて牛に驚く。
▲工場では知らない現場での工夫がされていました。
今回の酪農塾は、酪農家の事を実際に見て学ぶために町村牧場さんに見学しに行きました。自分は、出張工事などで施設や乳牛を見て来ていましたが、『見学』という形では、経験がないため、少しワクワクしていました。
はじめに案内されたのは牛舎で、とても綺麗で、道具もしっかり整理されていました。牛が間近で触れれるため、初めて見るメンバーが触ってみて、『舌がざらざらしている』などと言ってはしゃいでいました。
次に案内されたのは、ミルキングパーラーで、牛の入り方から搾乳のしかた、そして、作業者の立つ床面の高さを低くしてあるといった工夫等も説明していただきました。
ほとんどのメンバーが見たことがなかったので、興味津々でいろいろと見回していました。
最後に当社製のバルククーラーを見せていただきました。当社で製作した製品が大事に使われていました。
今回の牛舎見学は、牛舎を訪れたことの有る無しに関係なく、酪農家さんの事をよく知る、そして自分たちは自分たちの仕事の意義をよく知る良い機会でした。
製造部 製缶課 樂山 淳也
【1期】バルククーラーは酪農家にとっての「金庫」だ 第2回つちや酪農塾 7月例会実施
▲塾長・土谷令次(当社代表取締役)。若手社員とともにつちや酪農塾で学びます
▲次回は農場見学で外へ行きますよ
平成17年7月22日、月例のつちや酪農塾を行いました。通常90分の内容を、今回は業務多忙により60分で学ぶことに。少しかけ足の酪農塾です。
塾長を勤める当社代表取締役の土谷令次が、まずは『先人のことば』を披露。塾生が一人ずつ読み上げて、その言わんとするところを発表しました。適時塾長から質問が発せられ、塾生は自分なりに考え、答えます。
続いて、酪農について学びました。土谷製作所と関わりの深い酪農業。酪農家の仕事は、すべてが「生き物」との関わりとなります。生き物相手の仕事に休みはなく、1年365日、起きてから寝るまでが仕事といえる厳しい職業です。
そうした苦労の末にようやく搾乳できたミルクは、酪農家にとっては報酬そのもの。牛乳を貯蔵するバルククーラーは、「酪農家の金庫」と言っても過言ではない、とても大切な設備となります。
このバルククーラーを製造しているのが、私たち土谷製作所です。重要な製品であることを、あらためて皆で実感しました。
次回は塾生から挙がっていた希望を採り入れ、農場見学を実施する予定です。土谷製作所のさまざまな製品が実際に使われている現場を見てきたいと思います。